2021年度第1回英検一次試験が近づいてきました。本校の生徒さんの一部が今回受験します。
この数か月間、その生徒さん達には英検受験に必要な語彙を覚える事も宿題にしています。本校では「キクタン(アルク)」を使用しています。そして授業の初めに定着度チェックを行います。
時々いただくご質問、例えば、
「今回準1級を受験する人は、語彙を覚えるための教材(キクタンやその他)の準1級をやれば良いですよね。」
という質問に対しては以下のようにお答えします。
ーーーーー
「その教材を全て覚えるか知っているレベルであれば、その級の「長文問題」で知らない語彙はあまりないと思います。ただ、その級の最初の問題「語彙選択」では不十分です。」
英検受験級が上がれば上がる程、特に上の事が言えると思います。本校では上級受験の生徒さん(準1級以上)には、受験級レベル同等の語彙、そして一つ上の級の語彙を身につけるように勧めています。
5級~2級の合格ラインは約60%ですが、準1級、1級の合格ラインは約70%でこれが結構大変です。少しでも語彙選択で正答を出したいはずです。
要するに、
ーー準1級の語彙学習ーー
☆準1級レベルのみ学習→ 長文であまり困らないが、語彙選択で不十分
☆準1級レベル+1級レベルの学習→ 長文や語彙選択にもほぼ困らない
ーー1級の語彙学習ーー
☆1級レベルのみ学習→ 長文であまり困らないが、語彙選択で不十分
☆1級レベル+科学、生物、時事、等の専門書を読む→ 長文や語彙選択にもほぼ困らない
と言えると思います。
更に言うと、「英検〇級語彙」という本は言い換えれば、「英検〇級を受けるなら知ってて当たり前語彙」なのです。
「英検各級を合格すればOKではなく、高得点で取得する事が目標!」という方には、「受験級の語彙+1つ上の級の語彙学習」をお勧めいたします。
【お知らせ】
ブログでは「スクールの事」「休日行ったところ」「英語」「英文法」等いろいろと書いていますが、「英文法」でのアクセスが多いです。
以下のクリックすると「英語, 英文法」のみが一覧に表示されます。英文法系のみご覧になりたい方はクリックどうぞ。よくある文法解説動画ではなくて、生徒さん達が実際にその語彙、文法を使う際に不思議に思ったり、疑問に思ったことへ対応した内容です。
↓
カテゴリー:【英語, 英文法】
YouTubeにもブログの紹介をしています。
お知らせでした。
#英検準1級に必要な語彙
留言