top of page
執筆者の写真五十嵐義秀

be afraid of / be scared of ... どちらも「~を怖がる」だけど、「怖がるレベルが違う」を把握すると使い分けできるかも。

更新日:2021年2月4日




2021年が始まり、4日(今日)から通常授業に戻りました。


早速本日、1月に英検を受験する生徒さんのエッセイをチェックしていたら、、


「~が怖いって、be afraid of - / be scared of - があるじゃないですか~。辞書見ても同じような例文があるから意味一緒ですか~?」


という質問がありました。

 

今日実際に辞書を見てみると、


[・afraid of - (~を怖がる、恐れる、~されるのではないかと怖がる)]


[・scared of - (~を怖がる、怯える)]


、、、何?同じ?

 

そして例文、


私は犬が怖いです。:I am afraid (scared) of dogs.


、、、何?同じ?

 

こんな書かれ方をしていたら全く同じになってしまいます。辞書、説明を知らない人の立場になって書いてもらいたいです。

 

afraid/scared 共に日本語では「怖がる」でしょうが、以下のように思いっきり分けて見ました。怖さの違いを感じ取ってください。


・afraid: 不安で怖がって(怯えて)いる(ソワソワしている感じ、少々ビクビク?)


・scared: パニックになっている、又はなりそうな怖さ、もうアカンくらいの怖さ(かなりビクビクしてガクガクしたり、ギャーッ!って感じ)

 

というわけで、「私は犬(という存在)が怖いです。」は、" I'm afraid of dogs."が普通でしょうね。犬という存在が怖くて(不安)でいる状態ですから。


"I'm scared of the dogs."と言ったら話が分かるような気がします。目の前に犬が何匹かいて、その犬が私をかなり怖がせているのでしょう。


ちなみに、「私は幽霊(という存在)が怖いも "I'm afraid of ghosts." ですね。実際に目の前に幽霊が出て、「ギャー!その幽霊達が怖い!」だったら、"I'm scared of the ghosts."となりますね。

 

あ、それと、映画やお話しの中でも、「怖がらなくても大丈夫。」というセリフでも二つありますね。


"Don't be afraid."(不安そうで、じっとこちらを不安げに見ている人に対して言っていました。)


"Don't be scared." (救出に行ったら、相手がかなり怖がっているので、落ち着かせようとしていました。)

 

と、いうわけで、afraid/scared を使いやすくするためのブログでしたが、役に立ちました?


使い分けが難しい単語を "afraid" しないで("scared"じゃないよ)どんどん使ってみたり、調べたりしてください。上達しますよ!

 

【お知らせ】


ブログでは「スクールの事」「休日行ったところ」「英語」「英文法」等いろいろと書いていますが、「英文法」でのアクセスが多いです。


以下のクリックすると「英語, 英文法」のみが一覧に表示されます。英文法系のみご覧になりたい方はクリックどうぞ。よくある文法解説動画ではなくて、生徒さん達が実際にその語彙、文法を使う際に不思議に思ったり、疑問に思ったことへ対応した内容です。


カテゴリー:【英語, 英文法】




YouTubeにもブログの紹介をしています。


お知らせでした。




閲覧数:2,601回0件のコメント

Comments


bottom of page