前回、above/over/on(上) に関するブログを書きました。今回はその逆、under/underneath/below(下)に関する話題です。
もし、先程のabove...をお読みでない方は、是非そちらもどうぞ!今回の話題は前回と共通するところがあり、関連付けていますので、是非。
"beneath"も入れる予定でしたが、今回もザックリ、スッキリ分けるために削除しました。フォーマルな語だということだけお伝えしておきます
ところで、under/underneath/below、、改めてこれらの語をしらべると、「下を表す」事は分かりますが、ごちゃごちゃ書いてあり、結局違いがいまいち分からないと思います。
前回同様、絵を描きました。進歩していない絵をご覧ください。under/underneath/below(下)のイメージです。
***************************
①under: ある物体から「真下の下」
例)Your bag was under the chair you sat on.
あなたのカバンはあなたが座ったイスの真下にありました。
***************************
②underneath: ある物体から「下の方のどこか」、「下辺りのどこか」、「覆いかぶさった下」
例) I think I left my bag underneath the chair I sat on.
私は私が座ったイスの下辺りに私のカバンを置いてきたと思う。
***************************
③below: ある基準などからの下、言いかえれば、「~より低い」。このように覚えれば、必然的に:高度、温度、基準等に使用すると思います。
例)It is ten degrees below zero now.
今は氷点下(氷点より低い)10度です。
例)An airplane is flying below the clouds.
飛行機が、雲より低く飛んでいます。
今回の話題をまとめると、
under: 真下
underneath: 下辺り、覆いかぶさっている下
below: (基準等から)低い
このくらいはっきり分けるとどうでしょう?
"under"は使いやすいですし、一番よく利用されると思います。
"underneath"は、結構前に電話で、
「きのうのパーティーで財布を忘れたかもしれないんだけど、昨日使ったテーブルの下辺りをみてくれない?」と聞かれた時、この"underneath"を使っていました。
"below"は、ある用紙記入時、「よく書いてあることをお読みになり、点線以下をご記入ください。」と言われるときに、"below"は使われますね。
英文を読んでいて、under/underneath/belowが出てきたら、どのような状況で使われているか、しっかり見てみるのも良いと思います。
【お知らせ】
ブログでは「スクールの事」「休日行ったところ」「英語」「英文法」等いろいろと書いていますが、「英文法」でのアクセスが多いです。
以下のクリックすると「英語, 英文法」のみが一覧に表示されます。英文法系のみご覧になりたい方はクリックどうぞ。よくある文法解説動画ではなくて、生徒さん達が実際にその語彙、文法を使う際に不思議に思ったり、疑問に思ったことへ対応した内容です。
↓
カテゴリー:【英語, 英文法】
YouTubeにもブログの紹介をしています。
お知らせでした。