猛暑が続いています。教室は風通しが良く、入口ドアと教室の窓を開けると、結構な風が通るのですが、午後2時から夕方辺りまで熱風が通過するようになり、作業が苦しくなります。その時間帯はやっぱりクーラーを使います。
さて、今回は前回の続きで、"the"の話です。基本的な話を前回しました。「theの使い方」等の検索でお越しの方は、まずは前回のブログをご下さい。
ライティングで、「~な人々(人)」「~な事」と書くことは多いと思いますが、「~people」や「~thing」を、より文語的に書き換えてみましょう。難しい話をしそうですが、中学英語教科書でも使用されている表現方法です。ライティングに使ってみてください。
「形容詞な人々」= "形容詞+people" = "the+形容詞" で表せます。ですから、、
「若者(若い人々)」= "young people" = "the young"
ex: The young are generally attracted by magnanimous ideas.
その他、例として本や映画のタイトルでも、
"The Accused Is Innocent"
"The Accused"
というものがあります。accused の後には、人を表す言葉はありませんが、the accusedで人を表しているんですね。
「形容詞な事」= "形容詞+thing" = "the+形容詞" で表せます。ですから、、
「予期しない事」= "an unexpected thing" = "the unexpected"
ex: The unexpected happened to me.
こちらも、その他の例として、これまた本のタイトルであります。
"The Wonderful Happens"
wonderful の後には、事を表す言葉はありませんが、the wonderfulで事を表しているんですね。
また、「名詞(複数形)」= "the+名詞(単数)" = 「名詞というものは」にもなります。これだけの説明では「なんじゃ、それ?」となってしまうので、例を挙げます。
「トラ(というもの)は、ネコ(というもの)より大きい。」を英語で書くと、一般的には、、
"Tigers are larger than cats." と書くと思います。先程の説明に沿って変換させると、、
tigers=the tiger
cats=the cat
と表せますから、先ほどの英文は、、
Tigers are larger than cats. から
The tiger is larger than the cat. へ書換え可能です。
「the+名詞単数」の方が文語的ですので、中学教科書にも使われるんですね。中学生にここまで説明はしませんが。
theの使い方は他にもありますが、今回でとりあえず終了! ここまで読んだ方、ご苦労さまでした。アイスでも食べて脳をリラックスさせましょう。
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